あけぼの荘ダイアリー
令和5年3月のダイアリー
暖かな日が多くなり、全国ではお花見の行事も行われ、北海道も春間近となりました。
今年度の当施設は、コロナ感染があり大変な一年となりましたが、今は元気に春を迎えられる事が何より嬉しいです。利用者様が当施設に来てよかったと思っていただけているかどうかは、わからないところもありますが、こちらでの生活が充実し、幸せを実感していただける様、従事したいと思います。
新たな出会いの数だけ、幸せを生める様また沢山の笑いがある、施設でありたいと思います。来年度も宜しくお願い致します。
さて、タイトルにもある幸せ。これは本当に人それぞれで、形も大きさも人の数だけ違うものです。
毎日のように行く買い物や外出、近場でも楽しい旅行。コンビニに立ち寄りジュースを買う。美味しいと噂を聞けば外食に出掛ける。昨年まで考えも気にもしなかったごくごく普通の毎日。
ですが今は日本、世界が、新型コロナウイルス感染症の終息。これを、今皆さんが願う一番の幸せではないでしょうか?
今は遠い昔のように感じるこの日常。ふと思えば、どれほどの幸せに包まれていたのかと思い知らされる毎日です。どこへでも好きな所に出掛けて、文句も愚痴も言い合え、大声で笑い合える、そんな当たり前の幸せが早く皆様に戻ってきてほしいと切に願います。
身近な人に感染させないよう、一人ひとりいつもの幸せのために頑張りましょう。
そんな美味しいあけぼの荘の料理を、ほんの少しご紹介します。
今回は選択食という行事メニューで、事前に聞き取りをして選んでもらい、当日食事します。主食にジャージャー麺とホットドッグのどちらかを選び、デザートは白玉の黒蜜きな粉とバニラアイスのイチゴソースがけの二種類の中でどちらかを選びます。決めるのに迷うほどどちらも美味しそうです。
人の話声って小さくても耳に入ってきて不快な事ってありますが、映画や音楽は大きな音がしていても不快に思う方は少ないのかなと思います。その中で、知っている曲や聞いたことある曲が流れると、自然と耳を傾け、心落ち着かせ、心弾ませ、楽しんでいるように思います。
大好きな番組を聞いていたら幸せ。大笑い。大好きな音楽を聴いていたら、安心する、元気が出るそんな経験あると思います。
職員の声もこの音と同じだとしたら、伝えたい内容や言葉を選んでも、不快に思われてしまうこともあるかもしれません。
内容や言葉ももちろん必要ですが、声の質、抑揚なども気をつけ、気持ちを落ち着かせられるような声掛けが出来るようになりたいなと日々思います。
自然に耳を傾けられるような声で、利用者様の笑顔を引き出していきたいと思います。
今後も、全ての環境で、一層利用者様の笑顔につながるよう頑張っていきます。