あけぼの荘ダイアリー

令和5年11月のダイアリー

11月に入り、朝晩の冷え込みはありますが、日中は温かい日もあり紅葉を楽しむのもいいですね。中島公園や大通は、紅葉が綺麗で散歩にお勧めです。今年は異常気象で温かかった影響で雪虫が大量発生しています。そこで雪虫について調べてみました。知っている方もおられると思いますが。

 

通称、雪虫。アブラムシの一種でトドノネオオワタムシが代表的な種とされている体長約5ミリの虫。 ユキムシと呼ぶのは一時期、つまり飛んでいるときだけ。トドマツの木からヤチダモの木に移動飛行する時。トドマツにいるのは6月から10月まで。根っこの樹液で生活。成虫になると蝋状の白い綿毛をまとってフワフワと飛ぶことから、雪のような虫として、雪虫と呼ばれるようになりました。雪虫が飛ぶと、まもなく初雪が降り、冬が到来することを知る。雪虫発生から初雪までの期間は、バラツキがありますが平均するとウェザーニューズが調査によると平均21日後という結果が出たそうです。

 

大量発生している雪虫ですが、食欲の秋とも言います。美味しい物を食べて秋を楽しみましょう。施設の利用者様も出前レクや買物レクを楽しみました。出前レクの参加利用者様は、ケンタッキーフライドチキンを食べて嬉しそうに笑顔で食べていました。服装も夏の装いから秋冬の装いに変わってきています。施設では、これから年末までの行事として、出前レク、選択食、餅つき、クリスマス会、年越しがあり、利用者様も楽しみにしている行事です。

しかし利用者様にも、この四季を感じられる雪を、肌身で感じて欲しいなとも思います。

コロナもあり、外出制限もあり、利用者様に四季を感じてもらう機会が大きくなくなったのがとても残念です。

風邪すらひけない、今の時代。早く冬景色でも何でも楽しめる世の中になって欲しいです。

  • さて、タイトルにもある幸せ。これは本当に人それぞれで、形も大きさも人の数だけ違うものです。

    毎日のように行く買い物や外出、近場でも楽しい旅行。コンビニに立ち寄りジュースを買う。美味しいと噂を聞けば外食に出掛ける。昨年まで考えも気にもしなかったごくごく普通の毎日。

    ですが今は日本、世界が、新型コロナウイルス感染症の終息。これを、今皆さんが願う一番の幸せではないでしょうか?

  • 今は遠い昔のように感じるこの日常。ふと思えば、どれほどの幸せに包まれていたのかと思い知らされる毎日です。どこへでも好きな所に出掛けて、文句も愚痴も言い合え、大声で笑い合える、そんな当たり前の幸せが早く皆様に戻ってきてほしいと切に願います。

    身近な人に感染させないよう、一人ひとりいつもの幸せのために頑張りましょう。


そんな美味しいあけぼの荘の料理を、ほんの少しご紹介します。

今回は選択食という行事メニューで、事前に聞き取りをして選んでもらい、当日食事します。主食にジャージャー麺とホットドッグのどちらかを選び、デザートは白玉の黒蜜きな粉とバニラアイスのイチゴソースがけの二種類の中でどちらかを選びます。決めるのに迷うほどどちらも美味しそうです。

  • 選択食で提供した料理の写真

人の話声って小さくても耳に入ってきて不快な事ってありますが、映画や音楽は大きな音がしていても不快に思う方は少ないのかなと思います。その中で、知っている曲や聞いたことある曲が流れると、自然と耳を傾け、心落ち着かせ、心弾ませ、楽しんでいるように思います。

大好きな番組を聞いていたら幸せ。大笑い。大好きな音楽を聴いていたら、安心する、元気が出るそんな経験あると思います。


職員の声もこの音と同じだとしたら、伝えたい内容や言葉を選んでも、不快に思われてしまうこともあるかもしれません。

内容や言葉ももちろん必要ですが、声の質、抑揚なども気をつけ、気持ちを落ち着かせられるような声掛けが出来るようになりたいなと日々思います。

自然に耳を傾けられるような声で、利用者様の笑顔を引き出していきたいと思います。


今後も、全ての環境で、一層利用者様の笑顔につながるよう頑張っていきます。

2023年11月11日